売電のしくみ

太陽光発電による、電力の売電の仕組みについて紹介します。

かしこく家計を潤す売電の仕組みとは

太陽光発電システムを設置する魅力のひとつに、余った電力を売却して副収入を得られることがあります。

節電できるだけでなく、売電で利益も入る。これは中長期的にみても大きなメリットではないしょうか。

しかし、「誰が電気を買ってくれるの?」「買取方法ってどうなってるの?」など、なんとなくは知っていても「実はよく知らない」という人も少なくありません。

では、いったい売電とはどのようなしくみで利益を得られるのでしょう。

まず、売電にあたっては電力会社と系統連系(接続)する必要があります。

そして昼間に発電した電力を自動的に電力会社に送電し、雨の日や夜などは使用するぶんを電力会社からの供給をうけます。

電力の送受量は、売却する電力を計算する「充電用メーター」と、購入電力を計算する「買電用メーター」が自動的に計算してくれるので、いちいち細かい数字で頭を悩ます必要はありません。

この余剰電力を売却した額が、電力会社から供給をうけた額よりも多ければ利益となるのです。

買取には2つのパターンがあり、ひとつは発電した全量をすべて売却する「全量買取制度」。もうひとつは使いきれなかったぶんを売却する「余剰買取制度」

いずれも適用条件などはありますが、太陽光発電システム設置用量によりどちらかを選択することができます。

個人宅か集合住宅かなどの居住する建物のタイプや、住宅か事業所かなどの用途にあわせ、選ぶといいでしょう。

光熱費はどれくらいお得なのか

参考までに、太陽光発電でどれくらい光熱費がお得になるのか、少し詳しくみてみましょう。

とあるお宅では、システム設置前の約1年間で電気代・ガス代の支出が総計208,322円でした。

それが太陽光発電システム(2.93kw)とオール電化(エコキュート)を導入してからは、同じくプラス37,750円

内訳をみると、電気代の総計が73,562円なのに対し、売電収入が111,312円。オール電化なのでガス代は0円。つまり、売った電気代111,312円-使った電気代73,562円と、40,000円近くも利益が出たのです。

20万円以上の支出があったことを考えると、25万円弱もの光熱費節約効果があったよいうわけ。

もちろん、各家庭での使用状況にもよりますが、どのお宅もおおむね20万円~30万円ほどの節約ができているようです。